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アンマーとぼくら
2017年06月11日 (日) | 編集 |
有川浩さん新刊1年遅れで読了。
全く予備知識なく読み始めました。
32歳のリョウくんと母親が3日間沖縄旅行をするお話。
・・・かと思ったら所々違和感があり、2日目シーンで
これはあれかなと思った結末を、やっぱり見事に裏切ってくれました。
さすがです。

題名がやや合わない感がして、作中に触れられてたサイバラ女史の
「いけちゃんとぼく」にかけてるかと思ったら
かりゆし58の「アンマー」という曲に着想を得たということ。
なるほど。
どちらにしろ、アンマー=母親には涙なしでは読めません。
しかもリョウやし(笑)

主人公リョウの正式な名前は後半に明らかになり、
母親の呼び方と合わせてなかなかよく考えられています。
旅猫リポート+今会いにいきます、辺りの感じかな。
沖縄観光案内でもあり、すごく行きたくなる!!

あと、レビューでみんなも言ってるけど、リョウの父親がクセモノで、
確かにこんな男もいるけど、私には絶対無理!でしたね(^^ゞ

家族の愛の物語です。ファンタジーだけど。
泣けます、たぶん。
4月の読んだ「i(アイ)」
2017年04月09日 (日) | 編集 |
西加奈子さんの新作「i」読みました。
今回も段ボールのようなものに描かれた本人のイラストの
デザインです。
読み始めると、止まらない。
どうなるんだろう、に引っ張られ、一気に読了。
面白い・・ではなく、感動・・ともちと違うけど
心に深く残る小説でした。

一言でいうと、
シリア生まれの主人公が、アメリカ人と日本人夫婦の養女になり、
ず~~~~~っと、レゾンデートルを探し続けるストーリー。
題名の「i」は主人公の名前アイであり、愛であり、虚数i も重要な
モチーフになっています。
自分だけが幸せでいいのかと悩み、
世界中の悲劇(911や311やいろいろ)に心を痛め、
不器用に成長していく姿が描かれています。

でも、彼女、裕福で高い教育も受けているんですよ。
心から信じられる親友も、愛するパートナーも、優しい両親もいる。
なんでそんなに悩む?と思う反面、
人の悩みの深さや理由なんて他人が分かるものではないし
ハラハラしながら見守った感じです。

小説に描かれる世界中の色んな悲劇、私は半分くらいしか知らなかった。
そんなの気にしてたらやってけないと思う反面、
改めてもっと世界の事を知った方がいいのかなぁ・・・とも。
奇しくも、この本を読み終わった日に
シリアに化学兵器が撒かれ、報復にアメリカが爆撃するというニュースを聞き、
この本を読んでなかったら、シリアがどこかさえ知らなかっただろうな、と反省しました。

日々の生活に追われるだけだったり
レゾンデートルなんて考えたこともない人には
ちょっとおススメ出来ませんが、
心に余裕がある人は、彼女と一緒に世界における自分の存在を
考えてみてもいいかも(^^ゞ

因みに私はアイの親友、ミナが好きかな。
それと、悪意を持つ人物が一人も出て来なかったのが良かった。
最近、人間の悪意がとても苦手です。
イヤミスとか絶対読めない・・・


12~1月の読んだ見た
2017年01月03日 (火) | 編集 |
11月~12月の間に読んだのは2冊のみ。
「何様」 朝井リョウ 
「何者」のスピンオフだけど、前作読んでなくてもOK,
って言うか別物。
刺さる人には刺さるけど、私にはあまり響かなかった。
残念。
でもリョウくんは応援し続けます。

「神様の御用人」6 浅葉なつ
楽しみにしてるシリーズ、今回は東京や九州と
範囲が広がりましたね。
穂乃香ちゃんのお兄さん登場したり
ちょっと話のスケールが大きくなってきたり。
いつも表紙の絵が素敵で
ほのぼのしたり心が温かくなったりする。
売れてるようで良かったです。
次も楽しみです。

年末年始に見たDVDとか。
「シレンとラギ」
劇団☆新感線の2012年の舞台の映像化、ゲキシネです。
10月に録画してたやつ、ようやく見れました。
3時間あるのと内容が重いので気軽に見れなくて。
でも藤原竜也はやっぱりすごい。
話はシェークスピアばりの悲劇で辛いけど
最後まで一気に魅せてくれます。
古田さんが珍しく悪役でした。
2月にあちこちの映画館でも上映されるようですね。
壮大な悲劇好きとか、藤原君ファンならぜひ。

「TOO YOUNG TO DIE」
これは文句なしに面白かった!
クドカン節炸裂。
「手はジミヘンとカート・コバーン、下半身はマイケル・ジャクソン、声は忌野清志郎」
な鬼を演じるのは長瀬智也。
ひたすら好きな女子に会いたくて頑張るのが神木隆之介君。
ゲストミュージシャンや俳優が豪華で
若い人より中年くらいの方がネタに笑えますよ~

で、これが好きな人は前述のゲキシネの
「メタルマクベス」を見るといいよ。
逆もあり。

「KINGSGLAIVE FINALFANTASY ⅩⅤ」
FF15の素晴らしいトレイラーを見て、めっちゃやりたいけど
もうゲームする時間も体力もない私にぴったり(笑)
ゲームと同じ世界、時間、キャラクターで作られた
劇場版CG映像作品。
ゲームは王子側からだけど、これは王とヒロイン側を
描いています。
美しい映像です。ストーリーもなかなか。
綾野剛、忽那汐里、山寺宏一などが声を当てています。
FF小ネタもはさんであるけど(チョコボの肉とか)、
もう少しFFっぽい音楽とかあれば良かったかなぁ。
でもFF関係なくても壮大でアクションシーンも見応えありました。

ちなみにFF15サイトでは王子側別視点のアニメ版も
見られます。あとはゲームのイベント部分をまとめてくれれば・・(^^ゞ

「スノーホワイト・氷の王国」
えっとちょっとよくわからない映画でした。
女王はキレイだったけど・・・

 
10月の読んだ
2016年11月13日 (日) | 編集 |
前回少し触れた「図書館シリーズ」ですが
9月から、戦争、内乱、危機、革命まで読んだところで
仕事の繁忙期が突然訪れてストップしました。
あと外伝が2冊ありますが、いつ読めるのやら。
しかし、やはり有川浩さん、面白いですね~
フィクションの形を取りながら、ラブコメ要素も入れながら
言いたいことをしっかり盛り込んでくる。
あ~だよね、私もそう思ってた!が満載で
楽しみながら考えさせられました。
少女漫画みたいなセリフのやり取りもいいしね。
最初の方は映画を先に見てしまったので
イメージが映画に縛られてはいましたが。

それから、八咫烏シリーズの外伝が雑誌に載っているという
情報を得て、そちらもチェックしました。
この世界はいずれメディアミックスするのかな、
とても楽しみです。

最後に「何様」 朝井リョウ
映画になった「何者」を読んだのはだいぶ前なので
ちょっと記憶が・・・(^^ゞ
「何者」の登場人物の前日談や後日談や関係者の話です。
大学生から作家兼会社員になって、今や売れっ子作家になったリョウくん。
少しずつ作風が変わっていますが、
なんでそんなこと知ってるの?的な表現や
心の柔らかいところを突いてくる感じは変わらず。
あんまり読後感さわやか~ではないけど
なるほどね的な感想を持ちました。
まぁ「何者」を読んでなくても普通に読める話ではあります。
因みに
「何者」は就活前後のSNSやってる大学生には
ちょっと怖い(痛い)お話です。

しばらく繁忙期なので読めないだろうけど
まだ図書館の本が2冊待ってるので
読めたら感想を書きます。

八咫烏シリーズ新刊
2016年10月02日 (日) | 編集 |
ブログ書くのも久々だし、読書感想文も久々です。
つぶやきばっか(^^ゞ
繁忙期の夏が終わって、また読書の日々が戻ってきました。
ここんとこ、実は、今更ですが・・・
図書館シリーズ読んでます。
有川さんの。
これ以外全部読んだのに、このシリーズだけ後回しだったので。
これは全部読んだら感想上げます。
本日は八咫烏シリーズ。

「玉依姫」 阿部智里
すっかり人気となったらしい八咫烏シリーズ。
5作目となる本作は、山内が出てこない、
しかも人間の女子が主人公でした!
奈月彦(若宮)は出てくるけど脇役で、
山神と猿と烏の関係性が明かされます。
作者インタビューによると、シリーズの原型として最初に
思いついていた話だとか。
これまでの八咫烏シリーズに比べると
ちょっとキャラが物足りないところもありますが
謎解きの巻として、そして次回に向けて、必要だなあと。
一気に3時間くらいで読了して再読しました。
やはり面白い。
先述の作者インタビューによると、作者は「守り人」シリーズや
「勾玉」シリーズを読んでたという・・・すてき!
やっぱ和風ファンタジーはいいなぁ。

今回は私のだいっ嫌いな、「美女と野獣の村人」のような
愚衆もキーとなります。
やっぱ一番醜いのは猿でも切れた神でもなく人間・・・

さて、1年1冊ペース刊行のこのシリーズも来年で第1部完となるらしい。
今から楽しみだなぁ!!

出来れば、奈月彦が人間界に行っていた頃の
スピンオフを読みたいものです。




6月の読んだ2
2016年07月03日 (日) | 編集 |
「バベル九朔」 万城目学
万城目さんの新作、今回も分厚いです。
自伝的と本人が言っているように
主人公は作家、と言ってもまだデビューもしていない男。
バベルは彼が管理人を務めるビルの名前で
九朔は彼の苗字です。
関西地名シリーズとは離れて
作風もこれまでのような捧腹絶倒ではないです。
しかし小ネタは満載。
ちょっと「しゅららぼん」につながるシーンとかもあります。
ネーミングセンスも相変わらず面白い。
後半では村上春樹っぽい世界になって
何が現実か、誰が敵なのか分からないところが
面白かった。
(そこが難解とネットレビューで言ってる人はいますが)

非常に個人的に「にやっ」としたのは
不思議空間で時代を確かめるために、
少女に「好きなジャニーズは?」と聞くセリフ。
分かる~~(笑)

なかなか長くて時々夢の世界に連れて行かれそうに
なりながら、一日で頑張って読了!
1回通しただけではしっかりと内容はつかめてないかもしれないけど
またきっと映像化されるでしょうから、楽しみにしています。

「テンペスト」 池上永一
19世紀末の琉球王朝が舞台の文庫本4冊、読み応えがありました。
先日読んだ、有川浩のエッセーで勧められていたので、
読んでみたのですが
用語や固有名詞が馴染みがなさ過ぎて最初は苦戦・・・
例えば尊称が「親方」だったり、側室を表す言葉が
「あごむしられ」だったり・・・(^^ゞ
最初しかルビがないのでなかなか登場人物が覚えられない。
そもそも中国や韓国の時代物は苦手なので~
でも先が知りたい!の一心で 1237 P 読了。
行ったことがない沖縄に少し親近感がわきました。

諸事情で男として生きることになった主人公。
これはサファイア、オスカルから瑞稀、タタラまで馴染みある設定。
女性に戻ったらとても美しくて、
近しい人に恋心を抱くところも定番。
王宮の暮らしや当時の政治や、大奥のような世界で
一難去ってまた一難去ったらまた一難。
敵がいなくなったかと思ったらまた復活する、の繰り返し。
波乱万丈でした。
ただ、文章が割と単純で構成に工夫がないので
ちょっと読みにくかったり物足りない部分も。
随所に挿入される、源氏物語のような琉歌が
どうでもよくて(-_-;)
個人的には、似た背景の烏シリーズやBASARAには及ばなかったです。
ファンタジーな部分がリアルな部分に生かしきれたない感じも。
あと、2巻で出てくる敵役(中国の宦官)が
めちゃめちゃエログロで気持ち悪すぎでした。。

そう言えば、仲間由紀恵が沖縄の衣装で映っていた画像を
NHKの宣伝で見たなぁと調べてみたら
ドラマになっていたのですが、
なんとそのキモイ宦官役が・・・・・・・・・・
Gackt だった衝撃!!!
うぅ。
ドラマで見ると分かりやすくて面白いのかもしれませんね。


さて、ちょっと忙しくなってきたので
しばらくは読書感想文は書けないかもです。では。
6月の見た1
2016年06月16日 (木) | 編集 |
アニメと実写混ざっていろいろ見てます。
セレクトのポイントは、ちょっとSFちっくで
エログロでないものです(^^ゞ


まずは「心が叫びたがってるんだ」

昨年の劇場アニメ、通称「ここさけ」
「あの花」は実写版をTVで見ただけだったけど
話題だったので借りました。
結果、予想以上に良かった。

トラウマで声が出なかった女の子の高校での話
なんて、ベタな展開だろうと思ってたのですが
まず、初っ端、声が出なくなった事件が意外だった。
で、高校生が協力するってどうせ文化祭・・・と思ったら
地域ふれあい交流会(笑)
ラスト、主人公が失恋って
(ネタバレなので反転)
いい意味で予想を裏切られ
最後は泣いていました。

何より私好みだったのは、交流会で演るのが
オリジナルミュージカル。
しかもDTM使うってアタラシイ!
ミュージカルシーンはとぎれとぎれしか出なかったけど
これを全部見たい!!と思いました。

声優陣も若手人気の人たちで
話題になっただけのことはありました。

「Orange」
7月からアニメにもなる漫画原作の実写版です。
2015年劇場公開。
土屋太鳳ちゃん、山崎賢人くんに最近ちょっと気になる竜星涼くん。
ちょっとSFチックな青春ドラマ。
ヒーローもヒロインもウジウジしてるところが
私の好みではないけど、こういう男女混合の友情チームって
(アオハライドみたいな)自分にはなかったので憧れますね(^^ゞ
体育祭のシーンでは盛り上がりました。
泣けるシーンもあったし。


アニメ長編映画は予告などで興味を持っても
DVDになった時に見つけにくく
見逃しているものが多いのですが
たまたまアニメ映画特集コーナーで
気になるものを発見。

「イブの時間 劇場版」
ネット配信をまとめた2010年アニメ映画。
豪華声優陣!
何度も言ってますが、アンドロイドものは私のツボ。
これは、私の原点ともなる手塚治虫の「火の鳥」に
かなり近い、というか流れをくむ内容でした。
ロビタっぽいロボットも出てくるし。
アンドロイドが各家庭に普及する時代まで
私は生きていられるだろうか。。
などと考えながら視聴。
まぁ内容的には予想通りでした。

「サカサマのパテマ」
「イブの時間」に続くスタジオ六花の2013年公開劇場アニメ。
絵も綺麗だし世界観も壮大だけど
イマイチ世界観に乗り切れませんでした(^^ゞ
なんでアイガが独裁国家になってるのとか
結局どっちが上なのか分からなくなって。
すみません。


それにしても最近はひとり親設定の主人公、なんか多いですね~