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武道館
2015年05月28日 (木) | 編集 |
朝井リョウくんの新刊「武道館」読了。
アイドルのお話です。
相変わらず女心(アイドル心?)を
よく分かってるなぁ。
いつものように、時々はさまれる別視点のパートが
いつもより少なくて、なんかよく分からなくて
??と思っていたら
最後まで読んだときに腑に落ちて
読み返して納得しました。
オチが意外で、そうだったのか、みたいな。

作中で何度も語られる「選択」という言葉。
○○はこうあるべき、というルールも
よく考えたらそんなに昔からの価値観じゃなくて
なんかそうあるべきと縛られているだけ、
というところに共感。
さらに
「人の不幸を見たい人は、不幸を見たいと声を上げる。(中略)
 だけど、人の幸せを見たい人は、(中略)ぐっと口をつぐんで、
 ぎゅっと拳を握りしめて、その姿を見守ってくれている。
 だから、人の不幸を見たい人のほうが、まるで多くいるように
 見えてしまう。」  p199-200
にも強く共感します。

アイドルであること、それを取り巻く環境、
ネットでの炎上や誹謗、アイドルの恋愛、
無料だから、簡単に手に入るから、満足感がないこと。
などなど興味深く読みました。
面白かったです。

頭にはももクロとか乃木坂とかラブライブwみたいな
イメージがあったんだけど
(AKBは他に描写があったので)
モーニング娘。のイメージだったと
ラストまで読んでから
作者インタビューも読んで知りました(^^ゞ


リョウくん、4月についに会社を辞めて専業作家に
なったそうです。大作に向けてるのかな、
楽しみです。


ところで
既刊「スペードの3」でも今回でも出てきた
コアなファン。
身の周りにもいるんだけど、すごいなぁと思う。
私はいま、そこまではまれるものがないので
彼ら彼女らは幸せだろうな。と思う。
家族は心配だろうけど。
私もまた何かにあれほどはまれるかな(^^ゞ




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