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6月の読んだ2
2016年07月03日 (日) | 編集 |
「バベル九朔」 万城目学
万城目さんの新作、今回も分厚いです。
自伝的と本人が言っているように
主人公は作家、と言ってもまだデビューもしていない男。
バベルは彼が管理人を務めるビルの名前で
九朔は彼の苗字です。
関西地名シリーズとは離れて
作風もこれまでのような捧腹絶倒ではないです。
しかし小ネタは満載。
ちょっと「しゅららぼん」につながるシーンとかもあります。
ネーミングセンスも相変わらず面白い。
後半では村上春樹っぽい世界になって
何が現実か、誰が敵なのか分からないところが
面白かった。
(そこが難解とネットレビューで言ってる人はいますが)

非常に個人的に「にやっ」としたのは
不思議空間で時代を確かめるために、
少女に「好きなジャニーズは?」と聞くセリフ。
分かる~~(笑)

なかなか長くて時々夢の世界に連れて行かれそうに
なりながら、一日で頑張って読了!
1回通しただけではしっかりと内容はつかめてないかもしれないけど
またきっと映像化されるでしょうから、楽しみにしています。

「テンペスト」 池上永一
19世紀末の琉球王朝が舞台の文庫本4冊、読み応えがありました。
先日読んだ、有川浩のエッセーで勧められていたので、
読んでみたのですが
用語や固有名詞が馴染みがなさ過ぎて最初は苦戦・・・
例えば尊称が「親方」だったり、側室を表す言葉が
「あごむしられ」だったり・・・(^^ゞ
最初しかルビがないのでなかなか登場人物が覚えられない。
そもそも中国や韓国の時代物は苦手なので~
でも先が知りたい!の一心で 1237 P 読了。
行ったことがない沖縄に少し親近感がわきました。

諸事情で男として生きることになった主人公。
これはサファイア、オスカルから瑞稀、タタラまで馴染みある設定。
女性に戻ったらとても美しくて、
近しい人に恋心を抱くところも定番。
王宮の暮らしや当時の政治や、大奥のような世界で
一難去ってまた一難去ったらまた一難。
敵がいなくなったかと思ったらまた復活する、の繰り返し。
波乱万丈でした。
ただ、文章が割と単純で構成に工夫がないので
ちょっと読みにくかったり物足りない部分も。
随所に挿入される、源氏物語のような琉歌が
どうでもよくて(-_-;)
個人的には、似た背景の烏シリーズやBASARAには及ばなかったです。
ファンタジーな部分がリアルな部分に生かしきれたない感じも。
あと、2巻で出てくる敵役(中国の宦官)が
めちゃめちゃエログロで気持ち悪すぎでした。。

そう言えば、仲間由紀恵が沖縄の衣装で映っていた画像を
NHKの宣伝で見たなぁと調べてみたら
ドラマになっていたのですが、
なんとそのキモイ宦官役が・・・・・・・・・・
Gackt だった衝撃!!!
うぅ。
ドラマで見ると分かりやすくて面白いのかもしれませんね。


さて、ちょっと忙しくなってきたので
しばらくは読書感想文は書けないかもです。では。
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