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クリスチャン・ボルタンスキー展
2019年03月13日 (水) | 編集 |
3年前、瀬戸内国際芸術祭で豊島に行ったとき、
時間がなくて行けなかった作品の一つ、「心臓音のアーカイブ」
沢山の色んな人の心臓音を集めて聞ける施設です。
自分が心臓発作を起こして、もしかしたらそれで死ぬかもとなって
余計に行きたくなりました。
ってことで、
今年の瀬戸内国際芸術祭ではそこへ行く予定を立てています。
そのプランを立てる過程で
その作者の展覧会がいま、大阪で行われていることを知りました。
これは行くしかない!

前置きが長くなりました。
5月6日まで、大阪、堂島の「国立国際美術館」で
クリスチャン・ボルタンスキー展が行われています。
20190313103135783.jpeg
中に入ると早速響き渡る心臓音。
中は薄暗く、鼓動に合わせてライトが点滅していて
ボルタンスキーの顔が投影されたカーテンを通り抜けると
その先では大きなプロジェクタースクリーンに
クジラにメッセージを送る作品が流れていて
その音がクジラの声というより叫びみたい。

201903131031390c8.jpeg
こちらは、チリとカナダという異なる環境で
撮影されたインスタレーション「アニミタス」
その間を抜けると沢山の黒い服で作られた山。
その周りにある黒いコートを着た人型のようなものが
「発言する」という作品で
時々「どうやって死んだの?」とか
「何を残してきたの?」とかを
日本語と英語で語り掛けます。
これ、かなりヤバい(表現する語彙力がない(-_-;))

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さらに進むと、青く光る矢印?かと思いきや
コートです。
貼り付けられたキリストのイメージ。
壁には一面の古着。
さまよえる霊魂をイメージしたベールいっぱいの部屋を抜けると
「来世」と壁にネオンが付いていて、
黒い様々な箱?の迷路。
振り返ると
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小窓から覗くと床にはたくさんの電球。
これは会期中毎日2つずつ消えていくそうで
ちょうど半分くらいの状態ですかね。

さらに進むと
頭上を天使の影が飛び回る小部屋。
もう完全に死の世界に囚われてしまいました。

作品は全部で45.
写真では全く何も伝えられません。
個人的には
(まぁ芸術は、特にこんな芸術は個人的に
感じるしかないのですが)
自分の死についてかなり近く感じられました。
本当に心臓がドキドキしてちょっと怖かった。

展示室を出て、資料コーナーで少し彼について学んで
同時開催の「見えないもののイメージ」展へ。
こちらには豊島美術館のあの「母型」を作った
内藤礼さんの作品などがあり
かなりリラックス出来ました。
現代美術って作品と題名のギャップが面白いので
無題とかだとちょっとガッカリですね。
一番気に入ったのは
「天使と出会う方法」イリヤ・カバコフ
ほっこりしました。

万人に勧められる展示会ではありませんが
現代美術や瀬戸内国際芸術祭に興味があったり
死について考えたい人(笑)はぜひ。
GWまでやってます。

平日の昼間なのでゆっくり見られました。
混んでる美術館はちょっとね。
瀬戸内国際芸術祭が楽しみですが
こちらは混んでるの覚悟だなぁ。。


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